ぶらりと休日
やまあいの田園に広がる陶の里 丹波立杭焼 今田

「今田」と書いて「いまだ」ではなく「こんだ」と読む。 兵庫県篠山市に属し、山間の田園に広がる小さな田舎町である。 その今田町に年間40万にもの観光客が訪れるというその魅力とは、丹波立杭焼である。 瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つとして、歴史と伝統を誇る焼物で、「立杭」の名は、その地名に由来するものらしい。 平安時代末期から鎌倉時代の初めに始まったとされ、桃山時代までは「穴窯」を使って焼かれていたそうである。 その後、南北朝時代に朝鮮から伝わった「登り窯」が使われはじめ、また同じ頃から蹴りロクロ(日本では珍しく、立杭独特の左回転ロクロ)も使われだして、伝統技術が今に受け継がれている。
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丹波伝統工芸公園「陶の里」

  立杭焼き観光の中心施設 全窯元の作品が並び、窯元マップがおいてある。入場料は駐車場こみの200円。
  ここに車を置いて、沿道の窯元を歩いて覗いてみては如何でしょうか。端から端まで歩いても30分ぐらいです。

■丹波立杭焼伝統産業会館■

 館内は資料保存室・展示室にわかれ、資料保存室には壷・鉢・徳利など鎌倉時代から江戸時代までに生み出された「古丹波」の名品の数々を展示しています。展示室には現代作家50余人による、伝統技法にさらに製本に改良が加えられた力作を展示しております。

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■地域民芸品等保存伝習施設■
大中研修室(3室)があり、研修会や懇談会・ミーティングなどにご利用いただけます。
  丹波立杭焼紹介や伝統工芸士作品コーナーのビデオもあります。
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■観光物産センター■
展示即売会では各窯元の各種製品の展示販売をしており、陶芸教室では粘土細工や絵付けをお楽しみいただけます。


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■レストハウス獅子銀■
ここでのお勧めは、釜飯定食と丹波黒大豆の入ったコロッケ 地鶏のから揚げも美味しい。
町の中には、食堂らしきものもないので、腹ごしら
えをするならここしかない。



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