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岡山県総社市上林
 
備中国分寺といえば近年は、れんげ畑の向こうの五重塔で知られたお寺である。
旅の雑誌や観光案内でよく見かける写真を撮りに出かけました。

山陽自動車道を西へ、岡山JCで岡山自動車道に入り、初めての総社ICで高速道路を出て、
初めての交差点を直進、ほんの暫く道なりに進みT字路を右折するや否や右手前方に、
観光用ポスターなどで見覚えのある光景が飛び込んできて、あ!と一声備中国分寺に到着。

 明日からの「れんげ祭り」の準備の真っ最中なのですが・・・
 今年の春は、各地の「桜まつり」には桜の花が散っていたように、れんげの花も
見ごろを終わってしまったようで、遅咲きのれんげが疎らに、残っているだけでした。

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国指定重要文化財備中国分寺と五重塔
 

聖武天皇の発願によって創建された国分寺の一つ。
南北朝時代に焼失、江戸時代中期に再建された。境内に そびえる五重塔は、
県内唯一のもので、吉備路の代表的な景観になっています。
この塔は江戸時代後期の文政4年(1821)から弘化年中まで
二十数年をかけて建立されたもので、奈良時代の備中国分寺の塔とは
別のところに建っています。総高約34mで五層までは総欅造りですが、
四・五層は松材が主体となっています。 
心柱は大面取をした松材が用いられており、
床下の礎石から塔の中心を貫いて相輪に達しています。
初層の四面・頭貫の上には、十二支の禽獣彫刻がはめこまれており、
また尾極の上には龍の彫刻も施されています。
内陣には仏壇を設けて、象・馬・鳥などの動物に乗った金剛界の五智、
如来像が安置されています。


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国分寺前の吉備路風土記の丘駐車場を左へ出て、
一つ目の信号のある交差点の道路標識に
左倉敷と表示されていたので、ひとまず倉敷へ。
れんげの花の あてが外れたので、
倉敷美観地区をぶらりと歩くことにしました。




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