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鎌倉時代、臥牛山の山頂に
砦が築かれて以来
明治維新まで城下町として
この地の文化と経済の中心であった


 備中松山城は、市街地の北端にある臥牛山(がぎゅうざん)にそびえる山城で、現存する山城としては日本一高い所にある城(天守・標高430m)として有名です。 天守と二重櫓は17世紀後半に建築された当時のままの姿で残っており、全国にある数少ない名城のひとつで、国の重要文化財に指定されています。
 平成9年4月には、本丸に五の平櫓、六の平櫓などが復元され江戸時代の雄姿がよみがえっており、往時をしのばせてくれます。 備中松山城の起こりは鎌倉時代の1240年とされており、中世の遺構を残した近世式城郭としても貴重です。


 備中松山城を抱く臥牛山(がぎゅうざん)の山裾に広がる小じんまりとした城下町が高梁である。
 町の北を流れる小高下川に沿って上って行くと、城見橋公園で自家用車は行き止まり。マイクロバスに乗り換えて約10分、ふいご峠に到着。そこから先は、歩いて登ることになる。石段の続く山道を、ふうふうと言いながら登ること20分、小さいながらも風格のあるお城にたどり着く。
 天守閣は、標高430mの小松山山頂にある。1683年時の城主・水谷勝宗が築いたもので、城内には二重櫓、土塀の一部が現存し、御門や石垣も威風堂々と昔日の栄華を物語っていた。



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