若狭鯖街道熊川宿資料館
伊藤竹之助翁が昭和15年に熊川村役場として建てた建物で、現在は熊川宿の資料館となっている。







伊藤竹之助翁の生家で、熊川を代表する町家の一つとして平成7年町指定の文化財ととなりました。
 熊川宿の歴史的景観に欠かせないのが、豊富で流れの速い水路としての前川にあります。
 上ノ町の前川は、大杉の更に上流の北川と天増川(あますがわ)の合流地点で取水されたもので、街道に沿って流れながら、中条橋のたもとで河内川に落ちます。
 中ノ町の前川は、河内川の水を取り入れて、下ノ町へと流れていきます。家ごとに、「かわと」と呼ばれる水利施設が設けられていて、木で作られためずらしい芋洗い器(写真右下)が、使われていました。