始まりは、今井まちなみ交流センター「華甍」から。裏の駐車場(無料)に車を止めて、華甍から左手(東)へ歩き出す。中尊坊通りで左に(北へ)高木家、造り酒屋の河合家を右手に見て通り、鍵の手に辻を抜けて御堂筋を2筋ほど行くと中橋家。路地を挟んで江戸時代の町家をそのまま保存している今井まちづくりセンターがある。向いの古びた土塀の寺が、今井の歴史を作りまた見つめてきた称念寺。その先に「木」の文字を型取った紋所のある材木問屋の豊田家、そして突き当たりを右へ曲がると、代々今井町の惣年寄りを務めた今西家がある。その前の辻、本町筋を南へ半分ぐらい戻ったところで左へ、一筋東の筋が中町筋、写真を撮りながらここまでで1時間半、じっくり見て歩くには3時間は必要なのかも・・・。こんなに広いエリアに江戸時代の町並みが残り、今もそこに日々の生活があるのには驚いた。